うるう年(閏年)は必ず4年毎に来るか?

1年は365日ですが、実際は地球が太陽を1周するのに365.2422…日かかります。この差を補正するために4年に1度「うるう年」にし、1日加えますがそれでは加え過ぎとなり、少しずつズレができます。

ズレは400年に約+3日になります。

それを調整するため4で割り切れる年をうるう年とするだけでなく、400で割り切れない100の倍数年を平年とします(例えば1900年、2100年は平年で、2400年は「うるう年」です)。

したがって、2100・2200・2300年をはさむ「うるう年」は8年目に来ることになります。

こうすればズレは非常に小さくなり、1万年で3日ほどになります。この方式は1582年にグレゴリオ13世が制定した暦によるもので、これをグレゴリオ暦と言います。現在、世界のほとんどの国で使われています。