時計の設計
環境に配慮した設計ルール
環境配慮設計の例
【省エネルギー/省資源】
⇒電池の長寿命化、自然エネルギー(ソーラーなど)発電の採用、一次電池(使い切り電池)の削減
【再資源化】
⇒リサイクル可能な材料の選定、ボタン電池のリサイクルに関する情報提供
【化学物質安全性】
⇒国内・海外の化学物質規制を順守した部品の選定
クオーツクロックの長持続力設計
単3マンガン電池1本での持久力比べ
ちなみに・・・
12ヶ月で掛け時計(φ300mm)の秒針の先が動く距離は約400km(東京都~滋賀県までとほぼ同じ距離)
クロックの電力エネルギー節約設計
暗い所では秒針を止めて省エネルギー ! クロックが光センサーで暗さを察知します
「誰もいないリビング」や 「睡眠中の寝室」などで
クオーツウオッチの低消費電力設計
ウオッチはとても小さい電力で動いています。
家庭用のLED電球(*1)と同じ電力で、約400万個ものウオッチが動かせることになります。(両者の消費電力値からの算定結果)
*1 一般白熱電球60型(810ルーメン)と同等の明るさの製品
*2 3針、カレンダー付き、電池駆動のクオーツウオッチ。消費電力2μWとして算定
出展:精密工学会誌 Vol.73 N0.1 2007 P58
消費電力を少なくすれば、電池交換の頻度(環境への負荷)が少なくなります。
消費電力の低減、電池容量の増加の両面から開発が続けられています。
ウオッチの電力エネルギー節約設計
光発電ウオッチ | 自動巻発電ウオッチ |
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暗いところで保管中、針やカレンダーを止めて自動的に節電状態になる機能です | 腕から外して保管中、針やカレンダーを止めて自動的に節電状態になる機能です |
節電状態でも、時計の内部では正しい時間を刻んでいます 発電が開始されると、自動的に現在時間まで復帰し、通常運針の状態になります |