2007年(平成19年)時計協会トピックス

1 : 2006年、日本の時計産業の動向(確定値)発表(3月5日)

当協会は2006年のウオッチ、クロックの生産、輸出及び国内出荷実績(協会統計)を発表した。日本の総生産(海外生産を含む)は、前年比で、ウオッチでは数量は微減、金額は増加し、また、クロックでは数量は減少したが、金額は増加した。

バーゼル・フェアーBASELWORLD(スイス、4月12日~19日)で、広報活動として、ウオッチ、クロックの生産、輸出及び世界生産推計を盛り込んだ英文小冊子を配布した。
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2 : 日中時計協会交流会(2月28日)

第5回日中時計協会交流会が中国、海南島で開催され、両協会首脳及び代表委員が技術標準化、通商問題、知的財産権保護などの共通課題について意見、情報交換を行った。次回交流会を、2009年に日本で開催することが合意された。

3 : 第9回時計工業会バーゼル国際会議参加(4月13日)

バーゼル・フェアー BASELWORLD(スイス、4月12日~19日)会期中に、第9回時計工業会バーゼル国際会議が開催された。世界の主要時計工業会(日本、中国、香港、韓国、インド、スイス、イギリス、イタリア、フランス、米国、ウクライナ)の代表者が出席し、時計関税の撤廃・削減、CITESの輸出入規制、RoHS指令等について意見交換した。

4 : 第25回通常総会(5月23日)

5月23日開催の当協会の通常総会で、平成18年度の事業報告案、収支決算案が承認された。又、平成19年度の事業計画案及び収支予算案も承認された。更に、シチズン時計(株)の当会会員代表者が梅原誠氏(社長)から永井庸夫氏(社長)に交替したことに伴い、永井庸夫氏が後任の新役員(理事)として承認された。

5 : ISO国際会議参加(6月3日~8日、フランス・ディナール)

国際標準化機構(ISO)の時計専門委員会(ISO/TC114)会議が6月3日から8日の6日間にわたり、フランスのディナールで開催され、ウオッチ用電池、防水ウオッチ等について、専門家による審議がおこなわれた。 6カ国(スイス、フランス、英国、中国、韓国、日本)から 38名が参加した。

6 : 会長、副会長、及び協会役員(理事、監事)選任(7月11日)

7月11日開催の当協会の臨時総会で、シチズンシービーエム(株)の当会会員代表者が鈴木章彦氏(社長)から鈴木孝男氏(社長)に交替したことに伴い、鈴木孝男氏が、後任の新役員(理事)として承認された。又、臨時総会後に開かれた理事会において、新会長に永井庸夫氏(シチズン時計(株))、新副会長に服部真二氏(セイコーウオッチ(株))が選任された。

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7 : 第5回日中知的財産権会議開催(11月4日)

日中時計協会交流会での合意を受けて、知的財産権問題について、中国時計協会と意見交換を行うため、第5回知的財産権会議が上海で開催された。当協会の知的財産権委員会委員と事務局員(7名)が中国に派遣され、最近の中国における知的財産権侵害状況、取締対策、改善等について意見交換を行った。

8 : 2007年、日本の時計産業の動向(見込値)の発表(12月12日)

当会は、協会統計による2007年のウオッチ、クロック完成品の輸出、国内出荷の動向(見込値)を発表した。日本の総出荷(輸出と国内出荷の合計)は(海外からの出荷を含む)は、前年比でウオッチが数量は微減、金額は増加の見込で、クロックは数量が減少、金額は微減の見込である。