2006年(平成18年)時計協会トピックス

1 : 2005年、日本の時計産業の動向(確定値)発表(3月2日)

2005年のウオッチ、クロックの生産、輸出及び国内出荷実績(協会統計)を発表した。日本の総生産(海外生産を含む)は、ウオッチは数量・金額ともに前年比で減少し、クロックは、数量・金額とも前年比で増加した。
バーゼル・フェアーBASELWORLD(スイス、3月31日~4月6日)で、広報活動として、 ウオッチ、クロックの生産、輸出及び世界生産推計を盛り込んだ英文小冊子を配布した。
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2 : 第8回時計工業会バーゼル国際会議参加(3月31日)

バーゼル・フェアー BASELWORLD(スイス、3月30日~4月6日)会期中に、世界の主要時計工業会(日本、中国、香港、インド、スイス、イギリス、イタリア、フランス、米国)の代表者出席による、第8回時計工業会バーゼル国際会議が開催され、時計関税の撤廃・削減、RoHS等について意見交換した。ドイツ及び韓国の時計工業会代表者は欠席した。

3 : 第4回日中知的財産権会議開催(4月26日)

日中時計協会交流会での合意を受けて、知的財産権問題について、中国時計協会と意見交換を行うため、第4回知的財産権会議が深センで開催された。当協会の知的財産権委員会委員と事務局員(7名)が中国に派遣され、最近の中国における知的財産権侵害状況、取締対策、改善等について意見交換を行った。

4 : 第24回通常総会(5月31日)

5月31日開催の当協会の通常総会で、平成17年度の事業報告案、収支決算案が承認された。又、平成18年度の事業計画案及び収支予算案も承認された。更に、リコーエレメックス(株)の当会会員代表者が中村高氏(社長)から橋本誠氏(社長)に交替したことに伴い、後任の新役員(理事)として橋本誠氏が承認された。

5 : 第3回日中時計協会標準化作業会開催(6月2日~3日、中国・西安)

日中時計協会交流会での合意を受けて、第3回日中標準化作業会が西安で開催され、当協会から2名が派遣された。次回ISO/TC114国際会議(6月26日~28日、於スイス)の重要課題について中国時計協会の専門家と意見交換が行われた。

6 : ISO国際会議参加(6月26日~28日、スイス・ビエンヌ)

国際標準化機構(ISO)の時計専門委員会(ISO/TC114)会議が6月26日から同月28日の3日間にわたり、スイスのビエンヌで開催され、ウオッチ用二次電池、防水ウオッチ等について、専門家による審議がおこなわれた。 6カ国(スイス、フランス、英国、ドイツ、中国、日本)から 33名が参加した。

7 : 協会役員(理事・監事)交替 (7月12日)

7月12日開催の当協会の理事会及び臨時総会で、セイコーインスツル(株)の当会会員代表者が茶山幸彦氏(社長)から服部純市氏(会長)に、オリエント時計(株)の当会会員代表者が河合謙一郎氏(社長)から三村光雄氏(社長)に交替したことに伴い、後任の新役員(理事)として服部純市氏が、後任の新役員(監事)として三村光雄氏が選任、承認された。

8 : 第16回アジア時計商工業促進検討会開催(10月15日~17日)

アジアの主要国・地域の時計商工業会(日本、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア他)の参加による2年毎の定期会議が、(社)日本時計協会の主催により東京で開催され、204名(内、日本は110名)が参加した。日本での開催は14年ぶり2回目で、「標準化;更なる発展への連携」をテーマにして、2日間に亘る総会と分科会で、意見、情報交換が行われた。次回会議は2008年に中国で開催することが決定された。

9 : 協会役員(理事・監事)交替 (12月13日)

12月13日開催の当協会の理事会及び臨時総会で、セイコーインスツル(株)の当会会員代表者が服部純市氏(会長)から新保雅文氏(社長)に、セイコークロック(株)の当会会員代表者が鈴木旻氏(社長)から前田邦男氏(社長)に、更に、オリエント時計(株)の当会会員代表者が三村光雄氏(社長)から渡邉淳氏(代表取締役常務)に交替したことに伴い、後任の新役員(理事)として新保雅文氏及び前田邦男氏が、また後任の新役員(監事)として渡邉淳氏が選任、承認された。
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10 : 2006年、日本の時計産業の動向(見込値)の発表(12月13日)

当会は、協会統計による2006年のウオッチ、クロックの生産、輸出、国内出荷の動向(見込値)を発表した。日本の生産(海外生産を含む)は、前年比でウオッチが数量は微減、金額は増加の見込で、クロックは数量が減少、金額は横ばいの見込である。輸出(海外からの出荷を含む)は、ウオッチ・クロックとも数量は横ばい、金額は増加の見込みである。国内出荷は、ウオッチが数量は横ばい、金額は増加、クロックは数量が微減、金額は微増の見込である。