2024年 日本の時計産業の動向(1月~12月 見込値)

一般社団法人日本時計協会(会長:佐藤敏彦)は、2024年における日本の時計メーカー(日本時計協会会員企業)の輸出見込(海外からの出荷を含む)、国内出荷見込、及び総出荷見込(輸出と国内出荷の合計)をまとめましたので発表致します。

完成品の総出荷(輸出と国内出荷の合計)

ウオッチ 数量  51.6百万個 (前年比 3%増) 金額  3,031億円 (同 8%増)
クロック 数量    5.3百万個 (前年比 9%減) 金額   146億円 (同 6%減)

1.ウオッチ完成品

  • 輸出(海外からの出荷を含む)
    数量は45.4百万個(対前年比3%増)。機種別では対前年比で水晶アナログは3%増、水晶デジタルは3%増、機械式は3%減。
    金額は1,938億円(同3%増)。機種別で水晶アナログは5%増、水晶デジタルは1%増、機械式は2%増となる見込である。
  • 国内出荷
    数量は6.1百万個(対前年比9%増)。機種別では対前年比で水晶アナログが8%増、水晶デジタルは11%増、機械式は20%増。
    金額は1,093億円(同18%増)。機種別で水晶アナログは14%増、水晶デジタルは11%増、機械式は30%増となる見込である。

2.クロック完成品

  • 輸出(海外からの出荷を含む)
    数量は1.6百万個(対前年比9%減)。機種別では対前年比で置時計が10%減、掛時計は8%減。
    金額は36億円(同3%減)。機種別で置時計は5%減、掛時計は2%減となる見込である。
  • 国内出荷
    数量は3.8百万個(対前年比10%減)。機種別では対前年比で置時計が9%減、掛時計は12%減。
    金額は110億円(同7%減)。機種別で置時計は6%減、掛時計は8%減となる見込である。

参考:ムーブメントベースの総出荷(完成品とムーブメントの合計(輸出+国内出荷))は、ウオッチでは、数量で225.9百万個(前年比1%増)、金額で3,487億円(同9%増)であり、クロックでは、数量で6.4百万個(前年比8%減)、金額で150億円(同6%減)となる見込である。


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