2017年 日本の時計産業の動向(1月~12月実績値)


一般社団法人日本時計協会(会長:服部真二)は、2017年における日本の時計メーカー(日本時計協会会員企業)の輸出実績(海外からの出荷を含む)、国内出荷実績、及び総出荷実績(輸出と国内出荷の合計)をまとめましたので発表致します。



完成品の総出荷(輸出と国内出荷の合計)

ウオッチ 数量 66 百万個(前年比 3%減) 金額 2,602 億円(同 1%減)
クロック 数量 15 百万個(前年比 5%減) 金額 283 億円(同 1%減)


1.ウオッチ完成品

-輸出(海外からの出荷を含む)
数量は57百万個(前年比3%減)で、機種別では前年比で水晶アナログは3%減、水晶デジタルは3%減、
機械式は11%増となった。
金額は1,440億円(前年並み)で、機種別では前年比で水晶アナログは3%減、水晶デジタルは2%減、
機械式は28%増となった。
-国内出荷
数量で9百万個(前年比5%減)、金額で1,162億円(前年比3%減)となった。
機種別数量では、前年比で水晶アナログが4%減、水晶デジタルは9%減、機械式で8%減となった。

2.クロック完成品

-輸出(海外からの出荷を含む)
数量は3百万個(前年比10%減)で、機種別では置時計が8%減、掛時計も14%減となった。
金額は43億円(前年比13%減)で、機種別では前年比で置時計が11%減、掛時計が14%減となった。
-国内出荷
数量で11百万個(前年比4%減)、金額で240億円(同1%増)となった。
機種別数量では、前年比で置時計が1%減、掛時計は1%増、計器板・その他は11%減となった。


参考:ムーブメントベースの総出荷(完成品とムーブメントの合計(輸出+国内出荷))は、ウオッチでは、数量で
508百万個(前年比4%増)、金額で3,236億円(同1%減)であり、クロックでは、数量で17百万個
(前年比6%減)、金額で290億円(同3%減)となった。


添付:協会統計ベース2017 年1~12 月実績値
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一般社団法人 日本時計協会 広報担当
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2017年日本の時計産業動向<br> 協会統計ベース2017年1~12月実績値

2018年3月1日
一般社団法人日本時計協会



1.ウオッチ完成品の機種別出荷



2.クロック完成品の機種別出荷


注1)輸出は、海外拠点からの出荷を含む
注2)金額は、輸出はFOB金額、国内出荷は税抜き売渡価額
注3)水晶アナログはコンビネーションクォーツを含む、またクロックその他は設備時計と機械式を含む
注4)末尾処理の関係で各欄の計算結果と合計欄に誤差が生じる場合があります。