時を知る知恵
1. はじめに
キッズタイムへ来てくれてどうもありがとう。
「時ってなんだろう」は、もう見てくれたかな?
人類はふしぎな「時」を知るために多くの工夫をしてきました。
「時を知る知恵」では、人類がどのような工夫をして「時」をとらえ、どのような発明をしてきたのかをみなさんといっしょに勉強していきたいと思います。
これから少しずつ順番に話を進めていきますから楽しみにしていてくださいね。
それでは、「時を知る知恵」の世界に.....
2. 時計の役割ってなに?
時計は、時間を見たり測ったりするためのみんなに共通の『ものさし』です。時計を見るのは、今が何時何分か知りたいときやあれから「何時間たった」「あと何分」など時間の長さも計ることができます。
出典:学研 まんがでよくわかるシリーズ61「時計のひみつ」
3. 私たちの生活に身近な時計
時計は家の中や外のいろいろな場所にあるんだ。
みんながいつもどんな時計を目にしているのか代表的なものを見てみよう!
家の中にある時計
リビングにあるかけ時計
みんなが見やすいように壁にかけてあります。目立つように家の中では一番大きいことが多い時計です。
台所や洗面所の時計
洗い物や手を洗うような水場では、水に濡れても大丈夫なように防水加工をしてある時計が置いてあります。
目覚まし時計
起きたい時刻に設定しておくと、ベルや音楽の音が鳴って知らせてくれる時計です。
置き時計
棚の上やテーブルの上などに置いてある時計です。インテリアに合わせてさまざまなデザインがあります。
外にある時計
外ではこんな面白い時計が見られるよ
からくり時計<東京・有楽町マリオンのマリオンクロック>
1984 年に作られた日本初の屋外型大型からくり時計で、直径2.6 メートル、重さは約800 キロもあります。決まった時間になると時計の中から人形と楽器が出てきて演奏が始まり、見る人を楽しませてくれます。
出典:学研 まんがでよくわかるシリーズ61「時計のひみつ」 イラスト:小林 猛
4. 時計にはさまざまな種類があるよ
みんなにとって身近な時計からちょっと変わった時計まで、すごくたくさんの種類があるんだ。
アナログ時計
めもりのついた文字板と針を使って時刻を表す針式の時計。
デジタル時計
液晶画面に時刻や日付を数字で表示する時計。
多機能時計
時刻の表示以外にストップウォッチ(クロノグラフ)、アラームなどの機能を持つ時計。
ダイバーズウオッチ
スポーツや仕事で水にもぐるときに使う時計。暗い海の中でも時刻がはっきり見えるようにできている。
ナースウオッチ
クリップで白衣のポケットにつけたままでも見やすいように、表示がさかさまになっている。脈拍を計るめもりがついている。
眼の不自由な方の時計
目の不自由な人でも時間がわかるように、ガラス部分がフタのように開けられて針や文字板をさわることで時刻がわかる。
振り子時計
振り子が左右にゆれる動きに合わせてカチカチと音が響く時計。
からくり時計
設定された時刻にメロディーとともに文字板や人形などが動く時計。
かけ時計
学校や家の壁や柱などに固定されている時計。
置き時計
棚や机の上などに置いて使う時計。
目覚まし時計
あらかじめセットしておいた時刻になると音を鳴らして知らせてくれる時計。
懐中時計
ポケットなどに入れて持ち歩くことができる携帯時計。
出典:学研 まんがでよくわかるシリーズ61「時計のひみつ」