Q1 日本でいちばん最初につくられた時計はな〜んだ?

水時計 漏刻のしくみホロロジはかせのちえぶくろ

アウル君こうしてつくられた時計は「漏刻(ろうこく)」とよばれたんだ。
漏刻は、今の時計のように家や町のあちこちにあったわけじゃない。
とても貴重(きちょう)なものだったし、
正確(せいかく)な時をはかれるように調整するのは難(むずか)しかったからね。

役所にだけ漏刻が置かれていて、役人が読み取って
カネやタイコを鳴らして正しい時を周りに知らせんだ。

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2. 何のために時間ってあるの?

時間という基準がなければ、友だちと約束するときに何時に集まればいいか困ってしまいます。バスや電車に乗りたくてもいつ来るのか、あとどれくらいで来るのかもわかりません。バス、電車、テレビ、学校、会社などは決まった時間で動いているため、私たちが行動するうえで時間は重要な役割をしています。また、何時何分など決まった時間を指すときは「時刻」ともいいます。

アウルくん:5時に約束ね!サンサンジー:オッケー

出典:学研 まんがでよくわかるシリーズ61「時計のひみつ」