2024年日本の時計産業の動向（1月～12月　実績値）

一般社団法人日本時計協会（会長：佐藤敏彦）は、2024年における日本の時計メーカー（日本時計協会会員企業）の輸出実績（海外からの出荷を含む）、国内出荷実績、及び総出荷実績（輸出と国内出荷の合計）をまとめましたので発表致します。

完成品の総出荷（輸出と国内出荷の合計）

ウオッチ	数量　49.7百万個（前年並み）	金額　2,938億円（前年比 5%増）
クロック	数量　 5.3百万個（前年比 10%減）	金額　　144億円（同　　 7%減）

輸出（海外からの出荷を含む）
数量は43.9百万個（対前年比1%減）。機種別では対前年比で水晶アナログは前年並み、水晶デジタルは1%減、機械式は6%減。
金額は1,886億円(同1%増）。機種別で水晶アナログは2%増、水晶デジタルは4%減、機械式は前年並みとなった。
国内出荷
数量は5.9百万個（対前年比5%増）。機種別では水晶アナログは3%増、水晶デジタルは8%増、機械式は23%増。
金額は1,052億円（同14%増）。機種別で水晶アナログは8%増、水晶デジタルは前年並み、機械式は31%増となった。

輸出（海外からの出荷を含む）
数量は1.6百万個（対前年比9%減）。機種別では対前年比で置時計は13%減、掛時計は6%減。
金額は35億円（同5%減）。機種別で置時計は11%減、掛時計は2%減となった。
国内出荷
数量は3.7百万個（対前年比10%減）。機種別では対前年比で置時計は10%減、掛時計は10%減。
金額は109億円（同8%減）。機種別で置時計は8%減、掛時計は8%減となった。

参考：ムーブメントベースの総出荷（完成品とムーブメントの合計（輸出＋国内出荷））は、ウオッチでは、数量で225.9百万個（前年比1%増）、金額で3,398億円（同6%増）であり、クロックでは、数量で6.4百万個（前年比9%減）、金額で148億円（同7%減）となった。

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